ジョブ型雇用についての研修

　昨年度もお聞きした濱口先生の研修会が、今度はお隣の支部の研修でまた聞くことができるというので、参加してきました。

　資料は、昨年度の近畿地協の研修会の時と同じもののようでしたが、濱口先生の語り口がとても聞きやすくて楽しいものですから、同じ内容であっても、楽しく聞くことができます。改めて、ジョブ型雇用って、今の日本にどれほど馴染めるのか、本当に浸透できるのだろうか、クリアすべき課題って本当にクリアできるのだろうか、とあれこれと考えさせられます。むしろ、名前ばかりのジョブ型雇用というものにとらわれすぎなのではないか、ならばもうメンバーシップ制のままでも良いのではないか、そうでないというのならば、社会全体の仕組みをごっそりと変革させるだけの意識がないと本当のジョブ型など実現できないのではないかと思います。もっとも、どちらか二者択一というのでなく、日本ならではの何か新たな方策がひょっとしたら見つかるのかもしれません。私ももう少し関心を持って、このあたりのことを勉強していきたいなと思います。

　それにしても、どうしても後半の方のお話が時間不足で詳しくお聞きできなくなってしまうのが残念でなりません。メンタルヘルスやテレワーク、フリーランスにＡＩといったことについてももう少しお話を聞きたいものです…